無肥料栽培
本文へジャンプ

[PR]

種、苗、苗木、観葉植物

ガーデニング用品

田舎暮らし情報

パソコン・インターネット

書籍







無肥料栽培


1.無肥料栽培とは

 

 ・無肥料栽培と言うのは、作物に化学肥料はもちろん、
  有機質肥料さえも与えないで栽培する方法です。
  自然栽培とも言われています。

 ・森の木々や草花たちは栄養供給を受けずに
  立派に生長しています。
  土壌と作物そのものがもつ本来の力を発揮させることで
  作物を栽培する農法です。

 ・そのためには多種多様な微生物相を豊かにし、
  土壌中に含まれている無機質の養分を微生物により
  作物が取り込むことができる形に
  変換してもらうことが必要です。
  また、土壌の団粒化も進める必要があります。

 ・それぞれの作物に最も適した微生物を含めた
  環境を作り出すことで農薬も肥料も与えずに
  豊かな収穫が得られるのです。
 

2.なぜ無肥料栽培が良いのか


 ・亜硝酸態窒素を減らすことができる
  化学肥料だけでなく、有機質肥料も微生物に分解された後は硝酸態窒素として
  土壌中に存在します。
  土壌中の窒素濃度が過剰な場合、地下水が硝酸態窒素に汚染されたり、
  野菜の中に多量の硝酸態窒素が残留したりします。
  硝酸そのものに害はありませんが、体内に取り込まれると有害な亜硝酸へと
  変化します。
  亜硝酸は体内のアミンと結合して発ガン物質であるニトロソアミンを生成します。
  また、亜硝酸態窒素は血液中のヘモグロビンと結合し、血液の酸素運搬機能を
  損ねます。

 ・害虫の発生を少なくできる
  害虫は肥料のにおいに引き寄せられてくるものが多いので、
  無肥料にすることで、害虫の発生を少なくすることができます。

 ・病気になりにくくなる
  作物に過剰な肥料を与えると、健全な育ち方にならず
  いわゆる肥満の状態になり、病原菌に冒されやすくなります。

 ・おいしい野菜ができる
  無肥料栽培の野菜は、エグミが少なくおいしい。

 ・肥料購入の費用が不要
  肥料購入の費用と手間が要りません。
  また、肥料の散布などの手間も不要となります。
  そのため、作物のコストを下げることができる

3.無肥料栽培で作物は育つのか


  私も模索中であり確信を持って言える訳ではありませんが、
  今現在は、次のような考え方を持ち、実践しています。

 ・作物に肥料を与えるというより、微生物を増やし育てるために米ぬかと
  有機物(主に緑肥)をすき込み、
  作物は微生物から養分をもらい、育ててもらうという考え方です。
  つまり、土壌中には過剰な無機質の肥料はないようにし、
  作物が必要な時に必要な分だけ微生物から養分をもらえるように
  すると言うことです。

 ・すき込み後3週間くらいすれば、有害ガスなどもほとんど発生しなくなると
  思われますので、播種または苗を定植します。

  







       Copyright(C) 2008 自然農法による自給自足を目指す All Rights Reserved.