自然農法による自給自足を目指す
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栽培の基本方針


栽培の基本方針は、自然農法。ひとくちに自然農法といっても、
人によりいろんな定義があると思いますが、
私が考える自然農法の基本方針は次の通りです。

1.完全無農薬

  ・除草剤や有機JASで認定されている化学農薬を含め、一切使用しません。
  ・農薬を使用しない理由は、次のようなものです。
   毒性が作物内または人体内で蓄積される可能性を考えると、
   どんなに薄めても毒性のあるものを食物に振りまく気に
   なれないということです。

   また、農薬で悪玉の微生物のみを殺すことはできません。
   すべての微生物が死んだ後で増殖するのは強い性質を持つ悪玉の
   微生物だと思います。

   さらには、何億年もかけて完成された地球の自然のシステムは、
   悪玉の微生物も含めた複雑で絶妙なるバランスで
   成り立っていると思います。

   この絶妙なるバランスを壊して地球の自然のシステムを構築し直す能力は、
   人間にはありません。このバランスを受け入れて生きる以外に
   ないと思います。そのため悪玉の微生物も必要な存在だと思います。
   害虫と天敵についても同じことが言えると思います。

   もちろん、対処療法として、悪玉微生物を抑制する必要がある場合も
   あることは否定しません。

2.完全無化学肥料

  ・化学肥料は使用しません。化学肥料は人間で言えば
   薬やサプリメントに相当し、薬やサプリメントに依存した育て方では、
   健全な作物にはなりにくいと思います。
   健全でない育ち方をした作物は害虫や病原菌に冒されやすいと思います。

   さらに、化学肥料は微生物のえさにはならないので、微生物を大事にし、
   育て増やそうとする自然農法では、使用しません。

  ・石灰は土を固めますので使用しません。ペーハー(PH)の調整や
   カルシュームの補給には貝化石やかき殻の粉末などを使用します。

  ・遺伝子組み換えのえさや抗生物質を与えているのではないかという
   不安があるので、市販の鶏糞、牛糞などの動物性有機肥料は
   使用しません。

3.半不耕起

  ・基本は不耕起です。ただし、年1回程度は、緑肥を土壌の表面5cm程度の
  深さにすき込むので半不耕起と言っても良いと思います。
   また、種をまくときは種をまく部分のみ、表面を数cm程度耕します。

4.除草


  ・作物の光合成の妨げにならない限りは除草しません。
   除草するときは、地面に接する部分を鋸鎌で切り、根は土中に残します。
   除草した草は敷き草にし、ある程度乾燥したら土中にすき込みます。
   除草した草を堆肥にしたり、畑の外に持ち出すことはしません。

5.無肥料栽培


  ・作物に肥料を与えるというより、微生物を増やし育てるために米ぬかと緑肥を
  すき込み、作物は微生物から養分をもらい、育ててもらうという考え方です。

   この無肥料栽培の考え方は「百姓モドキ」氏のホームページを参考に
   させてもらっています。
   ありがとうございます。

   炭素循環農法(百姓モドキの有機農法講座)  


半不耕起栽培


・耕すかどうかに関しては、不耕起が基本と考えます。
 理由としては、土壌の表面近くは好気性の微生物、深いところでは嫌気性の
 微生物が多いので、耕すことにより微生物相をかく乱しないようにするためです。
   また、大量の有機物をすき込み、耕すことにより、メタンガスなどの有害ガスを
 発生させないためです。
 メタンガスは、二酸化炭素の10倍以上の温室効果があるといわれています。

・ただし、栽培の概念を持つ以上は効率的に土を良くするためということを考えると、
 年に1回程度、緑肥を表面5cm程度の深さにすき込む時は、
 浅く耕すことになります。
 浅く耕すのは好気性の微生物による醗酵を促し、有機物の嫌気性の
 微生物による腐敗を防ぐためです。
 ですから、厳密には半不耕起と呼ぶのが正しいのかもしれません。

・緑肥、特にイネ科の緑肥は深くまで根が伸びますので土壌の
 深い部分まで耕されることになります。
 
・畝の立て方
 半不耕起栽培では作物ごとに畝を立て直したりしませんので、
 常に固定の畝幅、通路幅で栽培します。
 そのため、汎用性のある畝幅として120cm位、
 通路幅として30cm位が良いと思います。
 この幅なら両方の通路から手を伸ばせば、種をまいたりの作業が可能です。
 また、トマト、なす、ジャガイモなどは1畝に2列(2条)に植えられますし、
 スイカなどの面積を必要とするものは、2畝分使用するなどで対処できます。









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