プランター稲栽培
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プランター稲栽培


主食としてご飯が好きなせいもありますが、米つくりは
どうしてもやってみたいですね。
ただ、水田を借りたり水の確保など、難しい点も多いので現在はプランター栽培で
我慢しています。
ままごとのようですが、これでも結構楽しいし、収穫の喜びもありますよ。
また、有機農法の米つくりのグループに所属し、田植えや稲刈りを
楽しんだりしています。
また、7月ころの穂が出る時期は、神秘的な光景に出会えますよ。

不耕起栽培普及会の岩澤信夫氏が主催する自然耕塾で、
受講生として半年間、冬期湛水不耕起移植栽培を学びました。

不耕起により土が固いために、稲が野生を取り戻してたくましく育ちます。
そのため、農薬が必要なくなります。
また、冬期も水を入れたままにしているので、生物が豊かになり
害虫の天敵も発生しやすくなります。

いずれは実践したいと思っています。

冬期湛水不耕起移植栽培については、下記ホームページをご覧ください。
不耕起栽培普及会

・30cm x 120 cmのプランター 4個を使用してコシヒカリを無農薬、無化学肥料、
 不耕起で栽培しています。

・栽培している品種はコシヒカリです。
 コシヒカリは食味が良いので有名ですが、
 自然農法で育てるには育てやすい
 品種であるとも思います。
 それは、化学肥料で育てた場合は背丈が
 高くなり倒れやすくなるのですが、
 自然農法または無肥料で育てると
 高い背丈にはならないからです。

 また、おいしいお米に育つ条件は、
 水が良くて、昼と夜の温度差が大きい
 ことだそうです。

・プランター1個で4株植えで、1株は、2〜3本植えです。
・肥料は米ぬかボカシを少量で、収穫量は、炊く前の玄米でご飯茶碗に
 半分くらいです。

・脱穀は、手で穂をしごいて行います。
 籾摺りは、野球のボールですり鉢のなかでもみをこするようにして行います。



栽培暦

  


 ・3月中旬ころ、塩水選をして、種籾の浸種を開始します。
  塩水選は比重が1.13程度の塩水で行います。
  比重計または生卵を浮かして水の上に出ている部分が500円玉の
  大きさになるように塩の量を調整します。
  種籾の浸種は、籾殻についている休眠物質を洗い流すために行います。

 ・塩水選の後は、約60度のお湯で10分間、温湯消毒をします。
  その後、すぐ冷たい水にいれて、約20日間程度浸種しますが、
  すぐに芽が出てきたりしないように、
  必ず10度以下の水を使用します。  
  水に酸素補給をするために流水に浸すかまたは毎日水を替えます。

 ・4月中旬ころ、種まきをします。
  種まきをする前に芽だしをします。
  方法は、お湯の入った風呂桶の中に網に入れた種籾を
  入れます。ただし、お湯につからないように台などの上に
  置き、一昼夜、ふたを閉めて蒸らす感じにします。
  芽が1mmくらい出たころがちょういいです。

 ・5月中旬ころ、5葉(葉が5枚)以上の大きい苗にしてから
  田植えをします。1株あたり2〜3本植えでよいでしょう。
  株と株の間隔は20〜30cm程度です。
  水管理は、雑草防除をするために基本的に深水です。

 ・7月上旬ころ、土中に酸素を補給するために軽く数日間、中干しを行います。
  強い中干しは、根を傷めますので注意が必要です。
  その後、間断濯水を続けます。
  間断濯水というのは、水を入れた後に、浸透や蒸発で
  いったん水がなくなってから新たに水を入れることです。

 ・9月、稲刈りです。稲刈りに支障がない限りは、ぎりぎりまで
  水は入れておきます。
  
種籾の入手先
 株式会社 のうけん



生育中のコシヒカリ




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