自然農法による自給自足を目指す
二酸化炭素の排出増加による地球温暖化の問題を始めとする
地球環境の悪化や、農薬、食品添加物による食の安全性に対する
不安などが増大しています。
また、消費期限や原材料を偽る食品の偽装も後を絶ちません。
このような状況の中で、少しでも地球の環境に対して負荷が小さい栽培法で、
安全でおいしく栄養のある食べ物を田舎暮らしで自給自足することが夢です。
その夢の実現に向かって、現在は家庭菜園で迷いながら、悩みながら、
それにもまして楽しみながら試行錯誤を繰り返しています。
私には、農耕民族のDNAが組み込まれているはず(?)、と信じながら...。
このホームページが自然農法や自給自足、田舎暮らしなどに興味がある人に、
少しでも参考になることがあれば幸いです。
ほうれん草、その奥はガーデンレタスミックスとカブの混植、たまねぎ
持続的農業としての自然農法とは
自然農法の基本は、土を大事にして土の持つ本来の力を
発揮させることにより、安全で良質な農産物を生産することです。
もちろん、農薬や化学肥料は一切使いません。
農薬や化学肥料を必要としない農法と言ってもよいと思います。
また、自然の摂理に反しないため自然環境を保全することができ、
人間だけでなく全生命体が調和し共存することを理念としています。
たくさんの微生物が生息する土はすべての生命の源と言われるように
枯れた草や落ち葉、動植物の死骸をもすべて受け入れて浄化し、
新しい生命を養うための養分に変えてくれます。
そして新しく生まれた生命は土の恵みによって育ち、実り、
そして再び土に還っていき、地球全体の生命の
循環を担っているのです。
すべての生命は大自然の調和の中で生かされています。
そして私たちは、たくさんの生命の恩恵を受けて生きています。
地球上のすべての生命は、太陽と水と土の恩恵を受けています。
土の中でたくさんの微生物や昆虫などの恩恵により、
作物は成長していきます。
作物にとって必要なものは大自然が用意してくれています。
私たち人間ができることは、畑の土や作物を観察して
土が望んでいることは何か、作物が望んでいることは何かを
感じてそれを手助けすることです。
常に自然が師匠であり先生です。
人間は常に弟子であり生徒です。
自然に従うこと、自然の摂理に反しないこと。
すべてをそこから始めたいと思っています。
|